全てのアクトのフォト&レポートを終了直後にアップ!現場の空気を伝えるエリアレポートも!

WING TENT 14:40

情報と興奮と楽しさの大洪水!

RO69JACK 2014で優勝し、朝イチのこのステージに立ってから2年。9月21日にシングル『KI-RA-RI』でメジャーデビューする、アニソン+ゲーム+アイドル+ヲタ芸+エレクトロ+ラウド+ハードコア+スラッシュ……えーと、まだ何かある気がするが、とにかくそんな、内容ありすぎ情報量多すぎ何から何までひたすら濃すぎの音楽エンタテインメント集団=魔法少女になり隊、日差しがやや傾き始めたこの時間に登場。

……といっても、ステージの前方に5枚、後方に4枚、計9面のビジョン(画面)が並んでいてVJ映像が映され続ける、そして照明もギンギンに効いている状態なので、日差しとか関係ないんですが。清々しいまでに野外感なし。もっと言うと、フェスにちょうどいい温度でもない。高すぎます、あきらかに。風呂の湯でいうと47度くらい。興奮でいうと頭に血ぃのぼって倒れる瞬間ぐらい。辛い食い物で言うと生ハバネロ丸かじりくらい。トゥーマッチ。でもそのトゥーマッチさを浴びたい人たちでWING TENTはいっぱいに。

gari(VJ)の、高すぎて&デスすぎて言葉が聴き取れないおなじみの雄叫びからスタート。1曲目はライブで絶大な力を発揮する自己紹介ソング“冒険の書1”、そして“RE-BI-TE-TO”や前述のメジャーデビューシングル“KI-RA-RI”などを経て、“BA・BA・BA ばけ~しょん”で終わった全6曲。静観を許さない、聴き手の脳に電極埋め込んで高圧電流を流すみたいな、強制的なまでにアッパーな時間。
最高でした。終わってこの場を離れていく前方にいたオーディエンスみんな、魂を抜かれたあとみたいな顔をしていた。(兵庫慎司)

この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2016」は9月16日発売予定です! 全ライブアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。