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ART-SCHOOLが見せてくれたノイジーなサウンドから一転、サックスにトランペット、キーボードの艷やかな音色がSOUND OF FORESTに鳴り響く。日も傾いてきた夕刻の18時台、SOIL&"PIMP"SESSIONS、参上! タブゾンビ(Tp)/元晴(sax)/丈青(pf)/秋田ゴールドマン(b)/みどりん(ds)のサウンドチェックからそのままセッションに突入。そのサウンドがどんどんカオティックになっていったところで、ド派手なジャケットに身を包んだ社長(アジテーター)が登場。芝生の上に集った人々をメガホン片手に踊らせる。そして鳴らされるのは“Crush!”~“SUFFOCATION”。そう、いきなりメドレーだ! ステージ上ではハイトーンや連打等の超絶技巧を用いた白熱のセッションが繰り広げられ、オーディエンスも拳を上げて応戦状態。「ROCK! IN! JAPAN!!」とみどりん渾身のシャウト&ドラミングがメドレーを締めくくり、「ひたちなかあああ!」と社長が咆哮すると、間髪入れずに連投されるアッパーチューンの数々。みどりんの高速ビートに乗って元晴のサックスが、タブゾンビのトランペットが吠えまくる! これには会場からも大歓声が沸き上がるのであった。カウベルを手にした社長がリズミカルに芝生を揺らしたり、秋田→丈青のソロ回しを披露したり、「僕たちにはヴォーカリストはいないけど、何よりパワフルな皆さんというヴォーカリストがいます。一緒に唄おうぜ!」(社長)と「ラララ~♪」のシンガロングを巻き起こしたり、テンションとヴォルテージがグングンと上昇していく。ラストの“SATSURIKU ニューウェイブ”まで、盛り上げに盛り上げまくって去っていった6人。バンド×オーディエンスの相互作用によってSOUND OF FORESTは広大なダンスフロアへ早変わりしたのだった。(蜂須賀ちなみ)




この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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