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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014 公式サイト
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「ロッキンジャパン、元気ですか?」。リハの段階から曲に合わせて観客とコミュニケートしていた山中拓也(Vo/G)。既に並々ならぬ気合いが伝わってくる。そしてメンバー全員袖にはけることなく、そのまま4人で拳を突き合わせて本編に突入。山中の「ベストアクト狙っていきます!」という大胆不敵な宣言によって、THE ORAL CIGARETTESにとって初となるROCK IN JAPAN FESTIVALがスタートしたのだった。

まずは“mist...”と“大魔王参上”の2連打でBUZZ STAGEを一気に自分たちの色に染め上げる。スクエアなリズムを大胆に、的確に刻むドラムの中西雅哉、ある意味でこのバンドの肝と言っていい、変幻自在なベースラインを弾くあきらかにあきら、そしてスタイリッシュなのに、どこかエロチックな音色を奏でるギターの鈴木重伸。この3人が構築する強固なサウンドが軸にありながら、それを確信犯的に、そして知的に崩していくのがフロントマン、山中拓也の役割である。そもそも4つ打ちのダンサブルな曲に、なぜ「大魔王参上」なのか? しかもそれがコール&レスポンスになることで、なぜしっくり来てしまうのか? すべては山中が持つ知性と吸引力の賜物である。初見のオーディエンスが圧倒的に多かったBUZZ STAGEが、このバンドの魅力にどんどん引き込まれていく。

「すげえなあ、おい。後ろまで見えてるよ」と目の前に広がるオーディエンスの光景に終始感嘆しながら、11月にアルバムをリリースすることを告知する山中。そして「THE ORAL CIGARETTESから生まれた最強のキラーチューン」というMCによって導かれたのは、“Mr.ファントム”。フロアの体温はここで一気に沸点へ。ラストは「終わりたくない、終わりたくないよ……また絶対出場しますので」という惜別の言葉を山中が投げかけ、メジャーデビュー曲の“起死回生STORY”を投下。鳴り止まないハンドクラップが、このバンドの勢いを何よりも如実に物語っていた。(徳山弘基)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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