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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014 公式サイト
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SEに乗って岡崎広平(Gt.)/高橋誠(Dr.)/伊丸岡亮太(Gt.)/宇佐美友啓(Ba.)、そしてグッズのタオルを掲げた千野隆尋(Vo.)の順にオン・ステージ。「こんなに朝早くから集まってくれてありがとうございます。さあ、素晴らしき今日を始めよう!」という千野の挨拶から突入したのは、勿論この曲=“素晴らしき今日の始まり”! まさしく一日の始まりを告げるようなドラマティックで華々しいアンサンブルが、一糸乱れぬハンドクラップに後押しされながら伸びやかに飛翔していく。そのまま“存在証明書”に雪崩れ込めば、前へ前へと突き進む一枚岩のバンドサウンドを全力で叩きつけていく5人。感情の揺らぎをそのまま表現したようなビブラートの効いた千野の歌声が、一心不乱に拳を突き上げるオーディエンスの心をさらに熱く震わせていった。

「おはようございます。とても気持ちがいいですね。ひとつの事に対しても人によって感じ方が違うと思うんです。晴れた空を見て笑う人もいれば、涙する人もいると思うし。それってすごく尊いものだと思います。なので今日もあなたらしく楽しんでいってください」という千野のMCを経て、バラード“コワシテ”へ。ゆったりとしたビートで紡がれるアンサンブルが、ハンドマイク片手に熱っぽく歌い上げる千野の歌声と溶け合って雄大な羽根を広げていく。喜びも哀しみも、すべてを肯定的に受け止めるような大らかさと力強さで鳴り響くGOOD ON THE REELの音楽。その魅力は躍動感溢れるアップチューンのみならず、こういうスローチューンでも圧倒的な輝きを放っていることが、よく分かるパフォーマンスだった。

「今ここ」で音を鳴らすことのできる喜びを《ただそれだけで》という叫びに込めたような“ただそれだけ”で大きな一体感を生み出すと、“ハッピーエンド”でフィニッシュ。いつか必ず訪れるハッピーエンドに向かってポジティヴに歩き続ける意思を綴ったこの曲の祝祭感に華を添えるかのように、曲の終盤、それまで熱い雲に覆われていた空から一筋の日差しが射し込んできた。(齋藤美穂)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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