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13時を回り、じわじわと屋内温度が上昇しているBUZZ STAGE。そこに「ロッキン、調子はどうだい? アゲていこうぜ!」と登場したのは、白いTシャツに黒いキャップという出で立ちのDJ'TEKINA//SOMETHING a.k.a ゆよゆっぺ。すかさず「本日はBUZZ STAGEにお越し頂きありがとうございます。わたくし茨城県出身でございまして、去年に引き続き2回目の出演でございます。そんな中でわたくし、テンションがブチ上がっております」という女性アナウンスを繰り出して、オーディエンスの拍手喝采を誘っていく。さらに「踊る準備はできているか、お前ら」と少々挑発めいた女性ナレーションが続いたところで、場内に涼やかな風を送り込む硬質なエレクトロ・ビートがスタート! フロアは瞬く間にオーディエンスのスウェイで満たされていく。



 その後はRIP SLYME“楽園ベイベー”、Dream5“小さな世界”などをノンストップで乱れ打ち。誰もが耳にしたことのあるヒット曲の連発に、フロアのハンドウェーブはみるみる一体感を増していく。さらにmihimaru GT“気分上々↑↑”からLMFAO“Party Rock Anthem (feat.Lauren Bennett/GOONROCK)”へと洋邦のパーティー・アンセムで繋いだ後は、「気分よくなってきたんで、つい3日くらい前にできた曲をかけてもいいですか?」と新曲披露。「めっちゃ楽しい!」とDJブースから飛び出してダンスするゆよゆっぺに、盛大なハンドクラップが送られる。その後も手加減なしのダンス・チューン攻勢は、どんどん凄みを増していくばかり。

T.M.Revolution“HOT LIMIT”に始まりtrf“survival dAnce ~no no cry more~”、L'Arc-en-Cie“READY STEADY GO”に至るまで、あらゆるジャンルの楽曲が超速ビートのEDMサウンドとして届けられていくさまには、腰が動くのをどうにも止められない!というような圧倒的な興奮が宿っていた。中でも本日GRASS STAGEのトップバッターを務めたゴールデンボンバー“女々しくて”の熱狂ぶりは圧倒的だった。

「最初のアナウンスでも言いましたけど、僕、茨城県出身で。ここからチャリで実家まで行けるんですよ。それでお父ちゃんお母ちゃんに連れられてロック・イン・ジャパンに来てたんです。そんなイベントに出られて本当に嬉しいんですけど、出たからには有名になりたいと思っていて。EDMの世界でテッペン取りたいんですよ。よかったら僕を日本一のEDMerにしてくれませんか?」という熱いMCに続いてラストを飾ったのは、自らの楽曲“You need fxxkin' anthem”! 汗を飛び散らせながらステージ上を闊歩するゆよゆっぺのアジテートに導かれ、場内一丸のハイジャンプ‼ 決意に満ちた鉄壁のダンス・ビートが、場内の高揚感とともに燦然たる輝きを放った素晴らしいクライマックスだった。(齋藤美穂)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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