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オープニングSEが鳴り響く中に、内藤 祐貴夫(guitar)、越本 兼瑛(bass)、大槻 真一(drum)、畑島 岳 (guitar)の4人が飛び出し、さっそく満場のハンド・クラップを巻き起こしながらそれぞれのポジションに着く。そして目に鮮やかな金髪+ピンクのシャツ姿という松浦 奏平(vocal)が「イエエエェェ!! ROCK IN JAPAAAN!!」と威勢の良い掛け声を一発、ラウドにしてダンサブルな“Young Hearts”を叩き付けては高速ステップを踏み、見事なスタートダッシュを決めてみせる5人組=ALL OFFである。続く“What Everything Is”のイントロでは「おいお前ら、ケガすんなよ」と一言注意を促して、大槻が猛爆ビートを打ち鳴らす中、メンバーもオーディエンスも一斉ジャンプを敢行。昨年末にリリースされたミニ・アルバム『Soundtrack For Your Lonely View』からはまず“Party Anthem”が繰り出され、もともと優れたラウド・バンドだったところに華やかさも加味されつつあるALL OFFのキャッチーな魅力が、ドラマティックなシンガロングとして形を成していた。

ザクザクとヘヴィなリフで邁進する“Paradise”では、雄々しいハーモニー・ワークが吹き荒れるコーラスに合わせてオーディエンスが色とりどりのタオルを振り回すと、あらためて松浦がオーディエンスに感謝の言葉を投げ掛け、COUNTDOWN JACK(アマチュア・アーティスト・コンテストRO69JACKの第1回)で優勝した経緯を語りながら「自力でこのフェスに帰ってくることができました!」と語る。そして「親友」と呼ぶANGRY FROG REBIRTH(翌8/3にWING TENT出演予定)から池田直樹 (Vo.Gu.)とU (Vo.)を招き入れると、超強力なラウド・パーティー・チューンのニュー・シングル“Sweet Sweet Crazy featuring ANGRY FROG REBIRTH”をリリースに先駆けてコラボ披露。思いが激流のように迸るステージは瞬く間にクライマックスへと到達し、最後にもソリッドなダンス・ロック“Just Tonight”で盛大なシンガロングを巻き起こし、全員でしゃがみ込んだ姿勢からの一斉ジャンプも敢行して、熱気冷めやらぬままパフォーマンスをフィニッシュするのだった。(小池宏和)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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