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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014 公式サイト
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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014、いよいよ開幕! 「15年の歴史をこの地で刻んできました!」という総合プロデューサー・渋谷陽一の言葉通り、開催15周年(&ひたちなか市制20周年)記念となる今回のROCK IN JAPAN FESTIVALのオープニングでは、ひたちなか市の本間源基市長が登場。「市を挙げておもてなししたいと思います!」という熱い挨拶に、満場の拍手が湧き起こる。そして、「長くプロデューサーをやってるんですけど、『サウンドチェックはいいからカメリハだけはやらせてくれ』というアーティストは初めてです!」という渋谷プロデューサーの前説とともに登場したのはもちろん、稀代のエアバンド=ゴールデンボンバー!

TOKIO“LOVE YOU ONLY”のSEに乗って4人全員ローラースケートで登場すると、いきなり“元カレ殺ス”でGRASS STAGEを沸点越えの熱狂空間へと叩き込む! ドラムセットに立ち上がってオーディエンスを煽り倒す樽美酒 研二(Doramu(暫定))、ステージ袖まで大きく展開して喜びをアピールする喜矢武 豊(Gita-)&歌広場 淳(Be-su)、そして灼熱の夏空にも負けない熱唱を聴かせる鬼龍院 翔(Vo-karu)。4人の渾身のパフォーマンスに、熱気あふれる会場の温度がさらに刻一刻と上がっていく。「めちゃめちゃダサいフリだけど、ついてこいよ!」という鬼龍院翔のコールとともに、“Dance My Generation”でフィールド一面にダンスとクラップの輪が広がっていく。「もうバレてると思うんですが、演奏はしてないんですが、よかったら楽しんでいってください!」(鬼龍院 翔) 「『ロックじゃないじゃないか』と思ったら、ヤジでも生卵でもぶつけてください! 白飯持って待ってます!」(歌広場 淳)というMCも、オーディエンスの歓喜をさらに熱く燃え上がらせていく。

“抱きしめてシュヴァルツ”ではギター・ソロの代わりに鮮やかなスイカの早食いを披露する喜矢武&「マイトイレ崩壊」で会場を沸かせる樽美酒。“トラウマキャバ嬢”でメンバー一丸となっての組体操。“†ザ・V系っぽい曲†”ではメンバー自らの呼びかけで「ゴールデンボンバー、演奏しろ!」のコールを沸き上がらせると、ギター・ソロのパートでは喜矢武のソロ熱演に樽美酒がギターを持って加わり、さらに歌広場淳&ヴァイオリンを持った鬼龍院が加わって、ドラマチックな高揚感で広大なフィールドを包んでいく。8月20日リリースのニュー・シングル曲“ローラの傷だらけ”の艶やかでロマンチックなロック・サウンドに、4人のアクションにもひときわ力がこもる。

“また君に番号を聞けなかった”では、「みなさん、まだまだロックをわかってない! 今日はロックとは何かを伝えに来ました!」と豪語していた喜矢武が青ペンキをざんぶとかぶって「ロックマン」に早変わり、顔を青く染めた歌広場&樽美酒とともに3人青塗りの状態になってブルーマングループ風のパフォーマンスを展開してみせたり……とルール無用の狂騒天国に! 最後は彼らの出世作となったキラー・ナンバー“女々しくて”でGRASS STAGE一面ダンスの渦に巻き込んで大団円! 「ROCK IN JAPAN FES.、最後まで楽しんでいってください! バイバイ!」という鬼龍院のコールが、4日間の祝祭の号砲のように爽快に胸に響いた。(高橋智樹)




この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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