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灼熱の太陽のごとき眩しさで駆け抜けたNorthern19。もうPARK STAGE一発目に相応しい、これ以上ないオープニング・アクトである。まずは笠原健太郎(Vo/G)が開口一番に「イエー! ロッキンジャパン! 全力でやるから、全力でかかって来いよ!」と言い放ち、“STAY YOUTH FOREVER”で火蓋を切った。馬場豊心(Dr/Cho)の激しいドラミングが鼓膜をつんざき、直情的なメロディック・パンクを豪快に解き放つ。続いて初期の名曲“MORATORIUM”をプレイ。井村知治(B/Vo)の繊細かつ透明度の高いヴォーカルがPARK STAGEに響き、サビでは拳を突き上げて曲に身を投じる観客の姿があちこちで見られた。シンガロング・チューン“BRAND-NEW”、笠原と井村の熱い掛け合いヴォーカルが聴ける“YES, I CAN FLY”と連発した後、「朝からブチかまそうと思います、(ROCK IN JAPAN FESTIVALは)2年ぶりです。今年『DISCOVERY』というすげえいいアルバム作ったからさ、聴いてほしい。ここからまたスタートしようと言う曲!」と笠原が説明すると、“START AGAIN”を繰り出した。「Hey!」というポップな掛け声がいいフックをもたらした激情ナンバーで、体の芯から熱いものが込み上げてくる。

そして「ロッキンジャパンのステージは青春なんだよな」と笠原が熱く語り、ストーリーに富む“SMILE FOR PEACE”を放った。「2014年夏、ここに来てくれた人にとって・・・一生忘れられない夏になるように・・・」と笠原が告げると、ラストは“SUMMER”を披露。ラスト1秒まで全力を振り絞った熱演に、PARK STAGEはずっと沸騰状態だった。(荒金良介)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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