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盛大な花火が打ち上げられ、初日全てのライヴアクトが終了してなお、騒ぎたりないオーディエンスが踵を接して次々に駆け込んでくる。そう、ここBUZZ STAGEでは開場直後のオープニングDJも勤めた保坂壮彦(ALL IS LOVE IS ALL)が再びステージに登り、aikoの“花火”、bonobosの“THANK YOU FOR THE MUSIC”、HUSKING BEEの“新利の風”、クラムボンの“サラウンド”などなど、この国の宝物のような音楽を立て続けにスピン。冒頭、「まだまだBUZZ STAGEは続きます! 最後にガッとあげますんで、盛り上がってください。お願いします!」と語った彼は、丁寧な手さばきと音楽への愛と理解に満ちたアティテュードでたちどころに観衆を魅了していく。それぞれに思い思いのスタイルで音楽の愉悦に身を任せているこの一帯は、あの瞬間、世界中のどこよりも自由で、かぎりなく楽園に近い場所だったかもしれない。

「残り30分、ボリュームあげます!」と後半は“波乗りジョニー”(桑田佳祐)を大音量で解き放てば、場内にはいくつもの腕がウェーヴ! 「ROCK IN JAPAN、盛り上がれー!」と、“セントレイ”(サカナクション)→“Sugar!!”(フジファブリック)の連続投下で熱狂は最高潮に達し、いつのまにやらBUZZ STAGEはフルハウスの観衆で埋め尽くされることに。終盤の“4REST”(10-FEET)から“糞ブレイキン脳ブレイキン・リリィー”(マキシマム ザ ホルモン)で沸き起こった熱狂は半端なかったし、最後は“フルドライブ”(KANA-BOON)→“リライト”(ASIAN KUNG-FU GENERATION)とギターロックの新星と巨星を惑星直列させてフィニッシュ! 「お家に帰るまでがロックインジャパンなので、気をつけて帰ってください! ありがとうございました!」と感謝を届ける彼に割れんばかりの拍手が贈られた。明日8月3日もBUZZ STAGEのトップとラストを担う保坂。十分体力を蓄えて、朝9時に集合よろしく!(奥村明裕)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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