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「ヘイ、エブリバディ! ウィー・アー・スクービー・ドゥー!」とコヤマシュウ(Vo)が華やかに挨拶すると、“かんぺきな未完成品”からド派手なパーティー空間を作り上げた。性急なリズムに躊躇なく観客も踊らされ、次の“MIGHTY SWING”ですでに大フィーバーを記録する。「ひたちなか、素晴しい! 今日は(PARK STAGE全体を)分厚い最前列と思ってやります。俺とお前のソウルのために歌わせてくれ!」とコヤマも興奮が収まらない様子だ。“What’s Goin’ On”、“真夜中のダンスホール”と全身を揺さぶるキレキレの極上グルーヴを放ち続け、観客も抗うことなく音に身をまかせている。「15周年、俺らを呼んでくれたROCK IN JAPAN FESTIVALに感謝します。ここからはSCOOBIE DOの大ヒット・ナンバーやります!」とコヤマが言い、不意を突くかのごとく9月10日に出るニュー・アルバム『結晶』の表題曲をプレイする。初耳の人たちが多い中で、この曲も熱い支持を得ていた。ライヴも終盤に差し掛かった頃、ここで“トラウマティック・ガール”を披露。パワフルな曲調に刺激されて観客が飛び跳ねる光景を見て、コヤマは「誰が一番高い? お前か? お前が好きだー! もっと来いー!」と曲中にガンガン煽りまくる。また、マツキタイジロウ(G)の流麗なソロ・パートに入ると、「リーダーのギターが今日もお前だけに言ってるよ!」とコヤマが再び付け加える。サウンド同様、そのショウ・アップされたパフォーマンスにも引き込まれた。ナガイケジョー(B)の超絶ベース・ソロを織り込んだ“Back On”も大きな歓声が沸く。そして、「最後に俺たちのデビュー曲を聴いてください」とコヤマが言うと、“夕焼けのメロディー”で鮮やかに締め括り、最大のオイオイ・コールを起こしていた。(荒金良介)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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