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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014 公式サイト
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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014、後半いよいよスタート! FUNKY MONKEY BABYSとしてGRASS STAGEを高揚感の渦に巻き込んでから2年、ファンキー加藤がソロとしてこのステージに帰ってきた! フェス総合プロデューサー・渋谷陽一の前説では「『なんて紹介したらいい? 世界一熱い男とか?』って訊いたら『いやあ、多摩地区一くらいにしておいてください!』と控えめに言ってましたけども」という出番直前のやりとりが紹介されていたが、開演と同時に「いくぞ! ROCK IN JAPAN! 踊れ!」と叫び上げて“リスタート”へ突入すると、涼しい風の吹き抜ける広大なフィールドが一気に灼熱の祝祭感のど真ん中へと叩き込まれる! アップリフティングなビート以上に、そのあふれまくりのヴァイタリティと燃え盛る情熱でもって、GRASS STAGEをいきなり高らかなクラップとハイジャンプへと導いていく。一瞬一瞬完全燃焼なその熱唱はもちろん、「GRASS STAGEに戻ってこれて、嬉しく思ってます! 今日はまだこれ10時半でしょ? 準備運動みたいな感じで踊ってもらえればと思うんですけど……その代わり、世界一熱い準備運動の時間にしましょう!」とMCで呼びかけるその姿までもが強烈なヴァイブを放ちながら、会場の温度をぐんぐん高めていく。

ソロ曲とFUNKY MONKEY BABYS曲を巧みに織り重ねながら、どこまでも開放的な歌世界を繰り広げていくファンキー加藤。序盤からアゲ倒した後は、8月20日リリースの新曲“ 太陽”などメロディアスな楽曲を全エネルギーを振り絞るような絶唱とともに披露して、この至福のひとときに鮮やかなドラマ性を刻みつけていく。「FUNKY MONKEY BABYSの時もこのステージに立たしてもらって、アウェイだアウェイだって言ってたんだけど、たくさんの人に応援してもらって。今日もステージに立つのが怖かったんだけど、こんなにたくさんの人に耳を傾けてもらって、本当にありがとうございます!」と加藤。「僕は、誰がロックかとか、誰がロックじゃないかとか興味がなくて。あなたがどれだけ笑えるか、どれだけ笑顔になれるか、それだけなんです!」……そんな言葉が拍手喝采を呼び起こしたところで、「さあROCK IN JAPAN! いくぞ!」というコールから“ちっぽけな勇気”“悲しみなんて笑い飛ばせ”とファンモン・ナンバー連射で圧巻のクライマックスへ! “ちっぽけな勇気”ではオーディエンスの拳が一面に掲げられる中「その拳の中、無限の可能性が秘められていることを決して忘れないでください!」と呼びかけ、“悲しみなんて笑い飛ばせ”では「あなたの好きなアーティストのタオルを見せてください!」のコールからGRASS STAGEがタオルと歓喜が舞い踊る熱狂空間に! 「また、ROCK IN JAPAN、帰ってきてもいいっすか!」と膝から崩れながら叫ぶ加藤に、惜しみない拍手が降り注いでいった。(高橋智樹)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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