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いよいよ外も暗くなってきたこの時間帯に丸と三角と四角の頭を持つ3人組、CTSがBUZZ STAGEに降臨! EDMシーンを沸かせている彼らはどのようなステージを見せてくれるのか? スタート前からワクワクした表情のお客さんがどんどん会場内に集まってきた。

突然暗転したステージに1人ずつ現れたCTS。Circle (Vo)、Triangle (Syn)、Square (Dj)の頭部で点滅している丸、三角、四角のLEDを眺めていると、ますますワクワクが高まる! そして、3人が横並びとなり、始まった1曲目は“Space Drive”。背景のビジョンに歌詞が流れ、ダンサブルなビート、華々しいシンセサウンド、何処か甘酸っぱいメロディが高鳴っていく。レーザービームが飛び交い、眩しい光に包まれた会場内。フロアでは人々が腕を掲げて飛び跳ねながら踊り始めた。


“Sayonara Twilight”“Hello Universe”……シンセサイザーの華やか音像で彩られたナンバーが連発され、観客の盛り上がりは爽やかな熱を帯びていった。『アナと雪の女王』でお馴染みの曲のカヴァー“Let It Go”が流れると、一際高い歓声が上がり、共に歌う観客も現れる。続いて“No Reason”へと雪崩れ込むと、踊る人々の勢いはさらにエネルギッシュなものへとなっていった。

「最後マデ楽シンデイッテクダサイ」というマシンヴォイスの挨拶を挟んで突入した終盤は、強力なダンスビートを放つ“全世界 NEVER GAME OVER”と“Yume Be The Light”を連発。そして、ラストを飾ったのは“Everything’s All Right”。曲の途中でSquareとTriangleがステージの前方へと行き、スモークをフロアに目がけて発射したり、軽やかにステップを踏みながら煽ると、踊る人々の間から大喜びの歓声が上がる。そして迎えた清々しいエンディング。「ドウモアリガトウ。We are CTS」というメッセージを残し、3人は我々の前から去っていった。謎だらけの人達だが、彼らの温かいハートを確かに感じたライヴであった。(田中大)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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