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8/21に念願の『9nine Dream Live in 武道館』開催を控えた9nineが、今年はWING TENTに降臨。みっちみちに詰めかけたオーディエンスが注目度の高さを伺わせる中、川島海荷、佐武宇綺、村田寛奈、吉井香奈恵、西脇彩華の5人は、ドラマ『リーガルハイ』のテーマ曲としても話題となった“Re:”から、ピッタリとモーションをシンクロさせ、ときにそれぞれの個性を際立たせるダンスを披露しつつ、新たな物語の始まりを告げるようにエモーショナルな歌声を響かせる。夏らしい、カラフルで身軽な衣装を纏い、高いレヴェルの歌唱力とダンスを融合させるパフォーマンスは9nineならではだ。一列に並んだ5人が順繰りに自己紹介を行い、「今日は短い時間ですが、最後までよろしくー!」と挨拶すると、オーディエンスにハンド・サインをレクチャーしながらの“(Luv=)0or H8?”から、フレッシュなパフォーマンスの果てに口元を拭うような振りが妖しい“LOVE VAMPIRE”と、楽曲を繰り出してゆく。

オーディエンスの熱気が立ち籠めたWING TENTにあっても、華々しいエレクトロ・チューンに合わせて歌い踊るステージはひたすら右肩上がりで、まさにこんな夏を謳歌するような“out of the blue”、そして男子オーディエンス/女子オーディエンスのコールを誘ってフェスのムードを丸ごと己のものにしてしまう“THE MAGI9AL FES.”とフレッシュなガールズ・パワー全開のステージを繰り広げていった。エレクトロ・サンバのビートが強く打ち鳴らされるほどに全身を一層大きく躍動させる、そんな彼女たちの姿を目の当たりにして、元気を受け取らない人はいないだろう。あらためて武道館ワンマンに臨む意志を伝えると、クライマックスはそれぞれに見せ場を作りながら一面のスウェイやクラップを巻き起こす“With You / With Me”を放ち、「今日は、一緒に熱いライヴを作ってくださってありがとうございましたー!」と揃ってお辞儀。本当にキュートで、清々しいステージだった。(小池宏和)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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