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「キュウソ名物、本気のリハやりま~す」「踊れるかどうか確認しますよー!」と“ネコ踊る”など数曲を宣言通りのガチ披露! サウンドチェックから砂煙が舞うほどの熱狂を見せてくれたのはキュウソネコカミだ。再び登場したころには多くの人々で埋め尽くされたPARK STAGE。1曲目“良いDJ”からヤマサキ セイヤ(Vo/Gt)渾身のシャウトとハイテンションに転がり続けるサウンドがオーディエンスを興奮の渦へと導き、地面が大きく揺れまくる。祭り囃子のようなリズムの“KMDT25”では盆踊り風のノリ方を提案してさらに盛り上げた直後、“ファントムヴァイブレーション”ではイントロが鳴るなり大歓声。《スマホはもはや俺の臓器》と大音量のシンガロングも炸裂だ! 

“DQNなりたい、40代で死にたい”では通称「ハンド・オブ・デス」(右手と左手の手のひらを力強く合わせる行為。要はハンドクラップなのだが)を煽り、「ヤンキーこーわいー!」の恒例のコール&レスポンスを行ったあとは「もうヤンキーが怖いなんて~♪」→「言わないよ絶対~♪」と“もう恋なんてしない”になぞらえたやりとりで会場を沸かせるキュウソだった。「この曲が有名になればなるほど、本家のサブカル女子に叩かれるようになってきました!」(ヤマサキ)、「ファンキー加藤を観ずにこっちに来てる人は全員サブカル女子/男子だと思ってるんで」(ヨコタ シンノスケ(Key/Vo))と“サブカル女子”に突入。あの鮮烈な歌詞の合唱が一斉に起こったその様子は、まるで彼らのワンマンライヴを観ているかのよう。アクトが終わるころには雲の向こうから、太陽が顔を覗かせていた。(蜂須賀ちなみ)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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