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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014 公式サイト
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スタート前からサウンドチェックを入念に行い、熱いサウンドを次々お客さんに浴びせていたFLiP。そして、いよいよ本番へ。SEが流れ、ステージ上に改めてSachiko(Vo & Gt)、Yuko(Gt & Cho)、Sayaka(Bass & Cho)、Yuumi(Dr & Cho)が登場。「Here we go!」というかけ声と共に“ワンダーランド”がスタートした。4人が一丸となって躍動させるサウンドが、観客をみるみるうちに巻き込む。2曲目“カートニアゴ”の頃には、フィールドは汗を滴らせながら踊る人だらけ。3曲目“Raspberry Rhapsody”は、冒頭から手拍子の嵐。痛快極まりないオープニングとなった。

3曲を演奏した後、MCタイムへ。ドラムから離れてステージ前方へと飛び出し、「楽しんでるか? ROCK IN JAPAN、去年出なかったので2年ぶり。今日は最後までよろしく!」と最初に挨拶をしたYuumi。続いて、「暑いからMCは短めにして、どんどん演奏しようかなと。その方がいいでしょ? 音楽を楽しみに来ているんですよね? 10月にシングル出します。この情報、今日解禁。ここで言えて嬉しい。それをひっさげて11月にツアーもやります!」と、Sayakaが情報を発表して沸かせる。そして、「この曲は、未完成でもいい。その方が楽しいんじゃないか? という曲です」とSachikoが言い、 “MADONNA”がスタート。パワフルなサウンドが人々をどんどん巻き込む。その勢いのまま突入した“カザーナ”は、凄まじいタテノリのダンスによってフィールドが心地よく震えていた。

「もっともっと行けるでしょ! もっと来なさい! もっと1つになりたいです」とSachikoが呼びかけて始まったラストの曲“平成ジュラシック”。序盤から観客の手拍子やかけ声が上がっていたが、Sachiko、Yuko、Sayakaが横並びでタムを連打した場面を経て、一層ヒートアップ。熱いコール&レスポンスも交わしてエンディングへと雪崩れ込んでいった。「ありがとう。また会いましょう。バイバイ」という言葉を残して去って行った4人を、興奮した観客の拍手が見送る。実にスリリングなステージであった。(田中大)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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