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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014 公式サイト
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灼熱のROCK IN JAPAN FESTIVAL初日、最も暑い時間をさらにアツくたぎらせてくれるやつらが、ここひたちなかにやってきた! そう、湘南乃風、満を持してROCK IN JAPAN FESTIVAL初出演! セレクター=The BK Soundのトラックに乗せて、♪初めて登場ROCK IN JAPAN~ 湘南乃風と遊べるやつ手を挙げて~といきなり歌詞をアレンジしてみせるHAN-KUNに、この瞬間を待ちかねたオーディエンスから湧き起こる大歓声! 強烈なタテノリのビートが響き渡る中、RED RICE/若旦那/SHOCK EYE/HAN-KUNの4人がタオルを掲げて飛び出してくると、GRASS STAGEは一気にダンス・パーティー空間へ突入! オーディエンスの頭上に一面にタオルがぶん回り、焼け付くような陽射しの下で歓喜と情熱とシンガロングが弾け回る!

「ビッグベース・ROCK IN JAPAN、15周年おめでとうございます! 俺たち湘南乃風も、10周年を終えて11周年、初めて出たフェスがこんなでっかいステージ、ハンパねー!」とこの瞬間の充実感を露にするHAN-KUN。熱狂の坩堝真っ只中のオーディエンスを「ロッキンのお客さんは全然ヤバいって知ってたのに!」とさらに歓喜の彼方へと導いてみせる。揺るぎない侠気と、大切な仲間への惜しみない愛情と、あふれんばかりのエンターテイナー精神とが渾然一体となって、途方もないエネルギーを生み出していく湘南乃風の音楽世界。RIJF初登場にして、長年のホームグラウンドのような高揚感でこの場所を包んでみせるのはさすがだ。

ダンスホール・レゲエのタフなビートでGRASS STAGEを激震させては、「ちょっと待って若旦那! 盛り上がりすぎて、ここヒビ入ってるわ!」とステージに顔を近づけ「ブラジルのみなさん、大丈夫ですかー!」と地球の裏側に呼びかけて会場をさらに沸かせるHAN-KUN。そして、「俺らがやってきた夏フェスの中でいちばんヤベえかもしんねえよ!」と、汗と熱気にまみれて踊り回る観客に叫び上げる若旦那。時に観る者すべてを鼓舞し衝動を突き上げていくようなパワフルなビートで大地を揺らし、時にメロディアスな名曲で数万人のオーディエンスをでっかいシンガロングへと誘っていく4人。最後は再びダイナミックな歌とサウンドでGRASS STAGEをタオル風力発電所状態に変え、高々と頭上にタオルを舞わせてみせる。「湘南乃風、ROCK IN JAPAN、間違いーなし!」のHAN-KUNのコールが、湘南乃風とROCK IN JAPAN FESTIVALの新たな歴史の始まりを祝う福音として痛快に胸に響いた。(高橋智樹)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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