ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014、初の4日間開催も終わりを迎えようとしている。今年も最後の最後まで音楽が鳴っているのは、ここ、BUZZ STAGE! 各ステージのトリの白熱のステージを見届け、熱気冷めやらぬ様子の人々が続々と集まってきた。「イェーイ、ROCK IN JAPAN FES! BUZZ STAGE、最後まで楽しんでいってください!」と、DJ卓を前にしてオーディエンスを煽ってみせるのは、遠藤孝行(FREAK AFFAIR)。THE FEELING“Video Killed the Radio Star”やTHE BEATLES“Hello, Goodbye”などの耳馴染みのある洋楽曲のほか、MAN WITH A MISSION “FLY AGAIN”にKICK THE CAN CREW“マルシェ”、andymori“everything is my guitar”といった選曲でフロアをアゲ倒していく。さらにファレル・ウィリアムス“Happy”に乗ってバンド・HAPPYの5人がゲストで登場! ハンドクラップにシンガロング、ジャンピングなど、様々なアクションで目一杯体を動かすオーディエンスがBUZZ STAGEを満たす。隣にいる仲間と肩を組む人、流れたイントロを聴いた瞬間に目を輝かせてはしゃぐ人、アンコールを求めて力の限り唄う人――笑顔でいっぱいのその景色だが、時間が進んでいくにつれて「もうすぐ終わってしまう」という思いがにじむ。それも含めて、とても美しい光景だった。すべての音楽が鳴り止んだのは21時ぴったり。これでBUZZ STAGEもすべてのアクトが終了! 「また来年!」というフレーズがあちこちで行き交うなか、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014は幕を閉じたのだった。(蜂須賀ちなみ)
この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。