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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014 公式サイト
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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014、いよいよ最終日スタート! 断続的に雨が降り続くあいにくのコンディションの中で開演を迎えたものの、フェス総合プロデューサー・渋谷陽一の「初となる4日目、スタートです!」のコールに応えるオーディエンスの歓声は朝から熱い! 「2010年:Seaside Stage、2011年:WING TENT、2012年:SOUND OF FOREST、2013年:LAKE STAGE、そして今年、初のGRASS STAGE! ものすごく自由なステージです。みなさんで支えてください!」という渋谷プロデューサーの前説に続いて、ドラム/ベース/ギター×2/キーボード&コーラス/コーラスという大編成のバンド・メンバーがスタンバイしたところに、高々と腕を上げて颯爽とmiwaがオン・ステージ! アコギをかき鳴らしながら“ミラクル”を歌い上げる彼女の溌剌とした歌声が、分厚いバンド・アンサンブルを鮮やかに貫いて、ひたちなかの空へと広がっていく。「ROCK IN JAPAN FES.へようこそ!」と眩しいくらいのシャウトでオーディエンスに呼びかけながら、“It's you!”ではハンドマイクでステージの袖いっぱいまで歩き回り、軽やかにジャンプしながら「ROCK IN JAPAN、盛り上がってますか!」とオーディエンスを歓喜の果てへと煽っていく。「みんな最高!」と叫ぶ彼女の表情にも、あふれんばかりの充実感がみなぎっている。

「私、今年5年連続出さしていただいてまして……」と、このフェスでの足跡を振り返るmiwa。「そして今年、このGRASS STAGEに辿り着きました! すごく感激しております! こんな天気も吹き飛ばして、みんなと一緒に盛り上がりたいです!」と叫ぶその言葉に、ひときわ力強い歓声が湧き起こっていく。「男子!」「女子!」「全員!」と会場一面のコール&レスポンスを巻き起こした後、エレキ・ギターを構えての“Faith”では華麗なライトハンド奏法の速弾きソロを披露し、ハード・エッジなロック・ナンバー“chAngE”では華奢な身体をフルに共鳴させてのパワフルな絶唱で、広大なフィールドに無数のタオルの渦を描き出していく。そして“ヒカリヘ”! 凛としたイントロに自然とクラップが巻き起こり、至上のメロディにとめどない輝きと生命力を注ぎ込んでいくような彼女の歌が、GRASS STAGEの広大な空間を満たしていく。最後は7月2日にリリースされたばかりの最新シングル曲“君に出会えたから”。祝祭感のカタマリのようなアップリフティングなビート感の中、爽快なアコギ・ストロークとともに《君に出会えたから 君といられたから/一番熱い夏 始まりそうな予感》と目映く歌い放つmiwaの歌声に応えて、タオルを掲げたオーディエンスの手が左右に大きく振れて、最高の風景を描き出していく。このステージに立つ喜びを身体いっぱいに表現してみせたmiwaに、惜しみない拍手喝采が広がっていった。(高橋智樹)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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