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お昼をまわったWING TENTには、期待の精鋭を一目見ようという人々が続々と集まってきた。そこに登場したのは、昨年のRO69JACK 13/14で優勝し、COUNTDOWN JAPAN 13/14に出演を果たした赤色のグリッターだ。SEに乗ってステージ上に姿を見せたのち、佐藤リョウスケ(Vo,gt)がエレキギターを弾きながら唄い始めたのは“愛の舌打ち”だ。佐藤の叫びにも似たハイトーンヴォイスを筆頭に、危ういほどの疾走感を持つバンドのサウンドがWING TENTに満ちる。MCタイムに入ると「ロック・イン・ジャパーン!」と渡辺明日香(Ba,cho)が爽やかに叫んでみせ、6月にリリースされた1stミニアルバム『傘から見た景色』の発売を改めて報告。会場から温かい拍手が返ってくると、「去年私たちはCOUNTDOWN JAPAN 13/14に出させてもらいました。そこからいろいろな人と出会って、みなさんと出会って、たくさん成長しました。これからもみなさんに寄り添って音楽をしていきたいのでよろしくお願いします」と笑顔を見せた。

「この出会いに感謝して今日は唄いたいと思います」との佐藤の言葉から“あのね、きいて?”でライヴを再開。先述のアルバムにも収録されている軽やかなリズムが印象的な同曲では、ハンドクラップも起こってハッピーなムードが広がったのだった。「いや~、昨日まではホントにやるのかなって思ってて、遠足の前の夜みたいに眠れなかったです(笑)。でもこんなにたくさん集まってくれてありがとう。今日はありがとうございました、楽しんでください!」と“あの人”、続けて“ハナミズキ”を演奏。どこか緊張気味に見えた序盤に対して、ラストチューンでは笑顔を見せながら会場を眺めていた4人。その表情からはライヴの充足感が読み取れた。それにしてもこの鋭利かつ鮮明なサウンド、これで現メンバーになって1年が経ったばかりだというのだから将来が楽しみでしょうがない!(蜂須賀ちなみ)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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