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アテンション! ジリジリと肌を刺すような日差しが降り注ぎ、ただでさえ灼熱のPARK STAGEをさらにヒートアップさせる4人組の登場だ。そう、ダンサブルな“河内のオッサンの唄”にのってGOOD4NOTHINGオンステージ! ギターを構えたTANNY(Vocal&Guitar)が高らかに“Cause You're Alive”を弾き語れば、たちどころに突き上がる腕、腕、腕……。そして、堰を切ったように繰り出される爆音ビートと共に、一気にトップギアで猛進! 間奏では「おはようございま〜す! 気持ちええなあ。エビバディ、ハンズ・アップ!」(TANNY)と呼びかけて盛大なウェーブを起こし、「ライヴハウスへようこそー! 屋根ないけどー!!」とU-tan(Vocal&Guitar)も叫んで、“Maximize”の高速2ビートで文字どおり熱狂マキシマム! 暴れまわるキッズの喧騒でもうもうと砂埃が舞い上がるなか、“Maximize”フィニッシュと同時に“Stick With Yourself”へ間髪置かずライドオン。目にも鮮やかなスタートダッシュだ。

さらにバンドは“BE FREE”→“Life Will Be Fun”とエモーションをギンギンに高めながら快走。そして、続く“Summer Ends”のレイドバックした演奏をバックに、U-tanが思いの丈を届ける――「みなさん楽しんでますか? 今年俺ら17年目で、この景色を今年も見させてもらえるよろこびを噛みしめながら、ひとりでも多くライヴハウスに足を運んでもらえるような空間作るんで、最後までよろしくー!」。いつだってレペゼン・ライヴハウスを掲げ、そこで多くを育んできたグッフォーにとって、ライヴハウスこそが何にも代えがたい「楽園」であるのだろう。そんな思いをこめるように、「行こうぜ! レッツゴー!」(TANNY)と“It’s My Paradise”を全身全霊でプレイ。サビでは盛大なシンガロングも湧き起こり、一体感は最高潮にまで持ち上がった。「ここに呼んでくれてありがとう! ライヴハウスで待ってるぜ!」(U-tan)と再会を呼びかけ、“One Day I Just”で今一度クライマックスへと駆け上がったPARK STAGEには、どこもかしこも輝くような笑顔で満たされていたのだった。(奥村明裕)





この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014」は9月13日発売予定です! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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