ずっと真夜中でいいのに。(以下ずとまよ)を初めて聴いた時、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けたのを覚えている。それと同時に音楽シーンの未来を大き…
WANIMAのメジャー2ndフルアルバム『COMINATCHA!!』(読み:カミナッチャ)を聴き、生々しい言葉と豊潤なる演奏のマッチングに二重の意味で驚かされた。彼らが…
ポルカドットスティングレイの最新作『ハイパークラクション』。CDのみに収録されるボーナストラック2曲を含めた計7曲、まったくもって毛色の違う楽曲が揃った…
ネットシーンが生んだ稀代のマルチクリエイター・まふまふ。若年層を中心に絶大な支持を受ける彼の前作『明日色ワールドエンド』以来2年ぶりとなるアルバム『…
2018年4月、1stフルアルバム『エスカパレード』リリース日と同日に、シングル『ノーダウト』をゲリラリリースするという異例のメジャーデビューを果たしたOffi…
恥ずかしがり屋で、天邪鬼で、カラフルだけどちょっといびつで、でもいつだってすぐそばで懸命に「君」のことを想っている――そんなスピッツのロックの在り方…
Mrs. GREEN APPLEはこれまで2枚のミニアルバムと3枚のフルアルバムを発表しているが、表題曲が入っているのは初めて。4thフルアルバム『Attitude』の序盤に収…
3枚にわたり全52曲が収録されたPerfume初のベストアルバム。全曲の作詞作曲はもちろん中田ヤスタカ。既発曲はすべて中田の手でリマスタリングされている。1曲…
初回放送時の、曲が流れるその瞬間まで明らかにされなかったドラマ『ノーサイド・ゲーム』の主題歌。それが米津玄師の“馬と鹿”だったというニュースに驚いた…
メジャーデビュー5周年を迎えたTHE ORAL CIGARETTESによる初のベストアルバム『Before It’s Too Late』。全39曲はメンバーセレクトによるもの。シングル表題…
8月21日に同時発売されたふたつのライブ映像作品=『ONE OK ROCK 2018 AMBITIONS JAPAN DOME TOUR』&『ONE OK ROCK with Orchestra Japan Tour 2018』。ここ…
欅坂46とファンにとって「欅共和国」は特別なライブイベントだ。演出規模の大きさや、野外という特殊な会場、そして何よりメンバーの開放的なパフォーマンスは…
星野源が『POP VIRUS』というアルバムを作り上げたのは、もちろん自分がやりたい音楽を表現したいというごくシンプルな欲求からに違いないはずなのだが、どこ…
日本の夏の風物詩のひとつである、全国高校野球選手権大会。大正時代に始まった同大会は「夏の甲子園」や「夏の高校野球」などと呼ばれ、高校球児はもちろんの…
アルバムの幕開けを飾る“Hunger”の音像に触れた瞬間、これまでのthe HIATUSのどの作品とも異なる今作『Our Secret Spot』の訴求力と浸透力を誰もが悟るはず…
青春に期限はあるのか?とふと思う時がある。友人と話していてそうした話題になると、決まって学生時代の淡い恋の話や無我夢中で時間を費やした部活動のことな…
音楽に救われた者しか作ることのできない音楽。それはたしかに存在する。そして令和のロックシーンを牽引するWANIMAの楽曲は、間違いなくそういう種類のものだ…
全14曲を聴き終えた瞬間、僕らが知っている「アルバム」という表現形態とは一線を画した未知の感覚に誰もが襲われることだろう。前作『Butterflies』から約3年…
これまで生み出してきたフルアルバムに『narimi』、『woman's』、『mothers』と女性詞を付けてきたMy Hair is Badが、6月26日(水)にリリースする4枚目の作品…
「美味しいものを食べたときに『あの人にも食べてもらいたい』と思ったりするじゃん。その『あの人』が、今の自分がいちばん好きな人なんだって」――学生時代…
何度聴いても驚きがあり、何度聴いても発見がある。“新宝島”や“さよならはエモーション”など、繰り返し聴いたはずの曲でも、このアルバムのなかに入ると「…
2ndフルアルバム『Chime』を3月にリリースし、同作を引っ提げてバンド最大規模の全国ツアー真っ只中のsumikaが、早くも新作をドロップ。あだち充原作の読売テ…
全国アリーナツアー「Chasing the Horizon World Tour 2018/2019〜JAPAN Extra Shows〜」の真っ只中のMAN WITH A MISSONが、ニューシングル『Remember Me』を…
1998年5月27日にシングル『幸福論』でデビューしてから21年、この記念すべき日にリリースされたのが椎名林檎のニューアルバム『三毒史』。自身は公式サイトで…
Official髭男dismが映画『コンフィデンスマンJP』の主題歌として書き下ろした新曲“Pretender”。コンゲームにロマンスが絡むという映画の世界観をなぞらえて…
奇跡の再集結から3年。そして、解散前のラストアルバム『8』からは19年。ついに届いたTHE YELLOW MONKEYの9thアルバム『9999』は、この日を待ち侘びたリスナー…
「Aimer Hall Tour 18/19 “soleil et pluie”」のとき、Aimerはステージ上で「強い自分と弱い自分は、太陽と雨。ありのままの自分を、観てもらおうとしました…
sumikaの『Chime』を流している間ずっと、そのスケールの大きなサウンドスケープに、広々としたライブ会場にいるような感覚だった。3階席まである高い天井、煌…
WANIMAが4thシングル『Good Job!!』をリリースした。現在放送中のTBS系金曜ドラマ『メゾン・ド・ポリス』の主題歌“アゲイン”や、「受験にinゼリー」のCMタイ…
≪全部 僕のせいだ≫――何度聴いても胸が締め付けられるような気持ちになる曲だ。欅坂46が2月27日にリリースしたシングルの表題曲“黒い羊”を聴いて、どれ…
SEKAI NO OWARI約4年ぶりのアルバムにして2作同時リリースである『Eye』、『Lip』。2ndアルバム『Tree』以来、なかなかアルバムのリリースがなかったことに正…
1stフルアルバム『フレデリズム』以来約2年4ヶ月ぶり、フレデリックにとって2枚目のフルアルバムである『フレデリズム2』。 押韻と反復、裏返しの表現という…
シンガーソングライター・あいみょんの2ndフルアルバム『瞬間的シックスセンス』が2月13日にリリースとなった。 「第六感が働く時」、「直感が働く時」という…
それこそTaka(Vo)/Toru(G)/Ryota(B)/Tomoya(Dr)の4人が己の持てるすべてをハイブリッドな音像の中で遠心分離して究極の核心を掴み取ったような、透…
メジャーデビューアルバム『全知全能』から約1年3ヶ月。ポルカドットスティングレイの待望の2ndフルアルバム『有頂天』がついにリリースされた。このところ雫…
山内総一郎(Vo・G)自身も「もうこれは二度と作れない決意のアルバム、余すところはありません。フジファブリックのすべてを注ぎ込んだ、言わば魂の結晶です…
現在のバンドメンバー4人が揃ってから2年ほどの活動で、ライブシーンを席巻する強烈な存在感を示しつつ、知名度を高めてきたKing Gnu。「トーキョー・ニュー・…
Mrs. GREEN APPLEの最新シングル表題曲“僕のこと”は、「第97回全国高校サッカー選手権大会」の応援歌として書き下ろされた曲だ。しかし一般的な応援ソングと…
COUNTDOWN JAPAN 18/19の初日、フェス最大規模ステージとなるEARTH STAGEで、堂々一人きり(厳密に言えば、友達のテクノポップペンギン=てっくんも登場したが…
今年の4~11月に開催された全国ツアー「MODE MOOD MODE」より、6月29日・大宮ソニックシティ公演の模様を収録。通常、こういうライブ映像作品をリリースする時…
紛れもなく2018年を代表する名盤。「盤」ってもはや死語なのはわかっちゃいるけど、でもあえてこの言葉を使いたい。で、このままではレビューとして成立しない…
遂に届けられた、3年ぶり通算5作目のフルアルバム。星野源は、この2010年代に「誰もが星野源作品とわかるバンドサウンド」を確立することで、巨大なポピュラリ…
『君の名は。』、『人間開花』以降もまったく足を止めることなく、多様で刺激的な楽曲の数々を生み出しライブを行ってきたRADWIMPSの活躍ぶりは、真に「創造性…
ASIAN KUNG-FU GENERATION史上最もポップなアルバムだと思う。と同時に、アジカン史上最もリアルな憂いに満ちたアルバムでもあると思う。 長きにわたって反抗…
WANIMAのライブ映像作品はさいたまスーパーアリーナの『JUICE UP!! TOUR FINAL』以来だが、新作のジャケット・アートワークで大蛇と対峙するWANIMAの3人の傍…
TVドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』の主題歌としてオンエアされ、先頃のドームツアーの京セラドーム大阪公演でライブ初披露されていたback numberの新曲“オ…
この8月にZOZOマリンスタジアムで初のスタジアムワンマン「VIP PARTY 2018」を観たばかりだが、『EXIST!』以来2年ぶりとなる今作を聴き終えた瞬間に「ニューア…
2018年3作目となるシングルで、表題曲“今夜このまま”はこの10月から放送されているTVドラマ『獣になれない私たち』の主題歌。《苦いようで甘いようなこの泡…
BUMP OF CHICKENの約3年半ぶりのフィジカルシングルが明日発売される。今回の3曲入りシングルは、昨年から今年にかけて行われた大規模なアリーナツアー「PATHF…
今回のMy Hair is Badの新作を聴いて思ったことは「越えたんだな」ということだった。 人は、自分のしたことでも誰かから受け取ったことでも、その瞬間には「…
1曲目“Flamingo”を初めて聴いた時、率直に、これまでに聴いたことのない音楽だと思った。そして、あの大ヒットシングル『Lemon』のあとにこれをリリースする…
今年7月4日に開催された日本武道館ワンマンライブ「CHATMONCHY LAST ONEMAN LIVE ~I Love CHATMONCHY~」と地元・徳島での自身主催フェス「チャットモンチー…
現在全国ツアー中のMY FIRST STORYが、そのツアーと同名のフルアルバム『S・S・S』をリリースする。ミニアルバムやシングルなどコンスタントにリリースを続けて…
メジャーデビュー時にリリースしたのが、1stフルアルバム『CAVU』。武道館ワンマンを数ヶ月後に控えたタイミングでリリースしたのが、2ndフルアルバム『eureka…
およそ誰もが逃れ得ない、同時に誰にとっても必要不可欠なふたつの命題が盛り込まれた『重力と呼吸』というタイトルを目の当たりにして、真っ先に連想したのは…
クリープハイプという迷宮の至る所に入口の扉があって、ひとたび中に足を踏み入れると、飛び出す銛や針山のトラップが待ち受けている。銛や針山にはご丁寧にも…
全4曲のうち、4曲目は恒例の「1曲目の岡崎体育remix」、3曲目はこれもまあまあ恒例の「子供向けのフリしていろいろやる歌」である本作で、重要なのはやはり1曲…
Aimerの最新シングルはトリプルタイトルで、まず“Black Bird”は本日9月7日より劇場公開されている映画『累-かさね-』(監督:佐藤祐市 出演:土屋太鳳、芳根…
前作『Fiction e.p』からわずか4ヶ月、sumikaが早くも新作シングルをリリース。今作は、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』のオープニング曲&主題歌として、su…
スラップベースとリフとシンセのデッドヒートの如き焦燥炸裂なイントロから、灼熱のダンスビートとともに《僕等は完全無欠じゃ無い/原型を愛せる訳でも無い》…
驚くほどにシンプルに磨き上げられていながら、驚くほどにあ〜ちゃん/かしゆか/のっちの3人のリアルが情感豊かに伝わってくる。エモーションと快楽をいかに…
シングル『サイレントマジョリティー』での衝撃のデビューから昨年7月リリースのファーストアルバム『真っ白なものは汚したくなる』までで、欅坂46は不安と孤…
昨年9月から今年3月にかけて行われた、BUMP OF CHICKENの全国ツアー「PATHFINDER」は、彼らが歩んできた道が現在地へとつながり、さらに未来へのとてもポジテ…
ちょっとだけ昔話をさせて欲しい。今を遡ること29年前の夏、僕はCDショップの店頭で、『すいか SOUTHERN ALL STARS SPECIAL 61 SONGS』の小粋なすいか模様の缶…
昨年秋の『indoor』のツアーで、今回の新作に収録されている新曲“nazca”を初めて聴いたとき、おいしくるメロンパンは自分たちの表現のリミッターを外そうと…
前作シングル表題曲“KABUTO”での極太リフへの全身全霊直結ぶりにも驚かされたが、8月の初スタジアムワンマン=「VIP PARTY 2018」を目前に控えリリースされ…
「桃源郷のその先へ」 4月の神戸ワールド記念ホール公演にて、そんな言葉とともにお披露目した新曲を表題曲に据えた、バンド初のEP盤。『飄々とエモーション…
移籍後初となるアルバムで、前作『Fantôme』から1年9ヶ月ぶり。その間にも彼女は次々に楽曲を発表してその都度大きな話題を提供してきたけれども、今回は宇…
CDをデッキに入れ、耳にイヤホンを挿し、歌詞カードを手にし、1曲目“ふがいない夜こそ”の音が鳴り《不甲斐ない夜こそ本当は出口だ》と歌われた瞬間に体中を…
初のホールツアー「YOU’VE GOT THE WORLD TOUR」と対バンツアー「The Blow Your Mind TOUR」を駆け抜けてきたSuchmosが放つ、全7曲収録のミニアルバム。フィ…
それらを本当にリリースするかどうかは置いておいて、一般的に、多くのアーティストはフルアルバムを3枚作れるほどの曲数を持ってデビューすると言われている…
高ぶる情熱を言葉とメロディに「乗せて」あるいは「置き換えて」鳴らすのではなく、抑え難く燃え盛る魂そのものが奇跡的な均衡を保ちながら音程を持って轟然と…
まずはこの2018年に、これほど威風堂々と王道をゆくロックアルバムが生み出されてしまったこと自体、驚きを禁じえない。しかしそれは、我々がMAN WITH A MISSI…
自らの夢を原動力にして新たな夢へと駆け上がっていく――という蒼き成長の過程は、ひとたびその夢のサイクルが乱れた瞬間にバランスを失って途方に暮れてしま…
8月に自身最大規模のワンマンとなる初のスタジアムライブ「VIP PARTY 2018」開催! さらに秋にニューアルバムをリリース!――というふたつの特大フラグを年明…
今年3月〜4月に大阪/東京/名古屋/福岡を巡った4大ドームツアー「ONE OK ROCK 2018 AMBITIONS JAPAN DOME TOUR」は、昨年2月から行われた「ONE OK ROCK 2017…
昨年リリースされた1stフルアルバム『全知全能』は、ポルカドットスティングレイとして持てるものすべてを見せつけてくれたような、そして、彼女たちの表現の…
シングルとしては『DECIDED』以来、約10ヶ月ぶり。7月にリリース予定のオールタイムベスト盤に向け、CREWの収録曲投票受け付けもスタートさせたUVERworldだが…
昨年リリースした1stフルアルバム『Familia』は、彼ら自身が本当に納得のいくタイミングで、一切妥協のない内容の作品を作り上げるべく完成した力作にして大傑…
例えばポップに弾けた“サママ・フェスティバル!”、EDMに振り切った“WanteD! WanteD!”、“WHOO WHOO WHOO”など、リリースの度に聴き手の予想を軽く飛び越…
オリジナルアルバムとしては、『TOWA』以来約2年3ヶ月ぶりとなる作品。なのだけれども、その間のデビュー20周年を迎える動きというのが本当に凄まじかった。『…
「Disc 1 浅瀬」、「Disc 2 中層」という分類が物語る通り、メジャーデビュー10周年を経たサカナクションにとって初のベストアルバムとなる今作『魚図鑑』は同…
まず菅田将暉という俳優の何が凄いのか、から書き始めようと思う。俳優・菅田将暉は、至って真面目にそれぞれの作品で求められることを、逸脱することなく全う…
今年で結成10周年の04 Limited Sazabys。アニバーサリーを勢いづけるようにリリースされたメジャー4thシングル、その1曲目のタイトルが“My HERO”だと知った…
シングルCDの発売日を待つまでもなく、すでに「ドラマ『アンナチュラル』主題歌」という枠組みを超えたところで多くの人に愛されている、米津玄師自身8作目の…
タイトルだけを見れば、あの“月曜日の朝、スカートを切られた”と同等に物議を醸しそうな作品だ。通算6作目、2018年初となる欅坂46のシングル。表題曲はNTT…
徹頭徹尾の星野源でありながら、《とってもだいすきドラえもん》が炸裂しまくる4曲。巷ではすでに話題沸騰の、通算11作目となるシングルである。『映画ドラえ…
2月24日(土)の映画『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』公開を目前にリリースされる、RADWIMPSのニューシングル。ダブルタイトルの1曲目“Mountain Top”は同…
Mrs. GREEN APPLEがバレンタインデーに、2018年第1弾となるニューシングル『Love me, Love you』をリリースする。フィジカルな作品としては、昨年夏に5thシン…
『超克』から、約5年。映画『ブラフマン』の公開や、幕張メッセのイベント「尽未来際~尽未来祭~」があった結成20周年をはじめとして、傍から見ていても濃…
オリジナルアルバムとしては『ノーミュージック・ノーウエポン』以来2年7ヶ月ぶりとなる新作。自信満々のタイトルからも窺えるようにたっぷり笑えるし盛り上…
驚愕必至のエクストリームなポップを鳴らしながら、どこまでも鮮やかにロックンロールの真芯を撃ち抜くアルバムである。そして、そんな刺激的な音楽世界をスム…
ワーナー/unBORDEとタッグを組んでから初のアルバムということで、テレビCMやドラマ主題歌に起用されお茶の間レベルで人気を博してきた楽曲の数々が詰め込…
オリコン週間チャート7位に送り込まれた前作『We love Tank-top』は、ヤバTの鮮烈なメジャーデビューそのものが大きなネタとしてシーンに笑いをもたらし、歓…
バンドを結成して30周年、さらにはメンバー全員が50歳を迎えるアニバーサリーイヤーでもあったスピッツの2017年。バンド史上最大動員数を記録した「SPITZ 30th…
《幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が/繰り返すようなものじゃなく/大切な人に降りかかった雨に傘を差せる事だ》 サビから始まるこの歌い出しの歌詞が凄い…
椎名林檎のセルフカバーアルバム第1弾『逆輸入 〜港湾局〜』(2014年)は、「他のシンガーに提供した楽曲を自分で歌う」という生易しいレベルに留まらず、自ら…
およそロックという表現が描き得る限りのスケール感を全身で体現するかのような、雄大なサウンドスケープ。 その楽曲に触れるひとりひとりの覚醒感を壮大な…
音楽にしても何にしても、クリエイティブな作品はゼロから生み出されるものだという話がよくあるけれど、そんなことはない。すべての物事は因果関係から逃れ…
ロックバンドが「リスナーに/ファンに対して誠実である」とはどういうことか?――というのはどのバンドを観たり聴いたりしても多かれ少なかれ考えるが、UNIS…
ポルカドットスティングレイのメジャーデビューアルバム『全知全能』が、ついにリリースされる。リリース前からすでに、デビュー作としては異例とも言える複…
TAKUMA(Vo・G)の振り絞るような咆哮からはじまる、10-FEETの8thアルバム『Fin』。このオープニングに象徴されるように、彼らの作品史上最も「彼らのまるご…
もしポップミュージックの根源的な意義がコミュニケーションであるとするならば――つまり、その楽曲に触れることで表現者/受け手の両方にとって「自分」と…
欅坂46がどんなグループであるかは、昨年4月のシングル『サイレントマジョリティー』での衝撃のデビューから今年7月リリースのファーストアルバム『真っ白な…
タイトルのとおり、RADWIMPSが2017年春に行ったツアーから、4月30日さいたまスーパーアリーナ公演の模様を収録した作品。Blu-rayやDVDの映像作品と、CDライ…
ひとりの人間が「変わる」ことは、どれだけの逡巡と勇気を必要とするものなのだろう。Aimerの新曲“ONE”に触れていると、そんなことを考えさせられる。驚く…
あまりにも大きな存在となったHi-STANDARDという共同体への途方もない期待感を真っ向から引き受ける覚悟。と同時に、「これまで自分たちが成し遂げたこと」に…
《色水になってく 甘い甘いそれは/君と僕の手の温度で 思い出を彩ってく/寂しくはないけど ちょっと切なくて/流し込んだ空の味》 昨年12月にリリース…
前作『Origin』のツアー、谷口鮪はステージ上から晴れやかな表情で「音楽が仕事になってたまるかという気持ちで、これからもやっていきたいと思います」と宣言…
初となるフルアルバム『girls like girls』で、いよいよメジャーデビュー(ワーナー/unBORDEより)を果たす、大阪府寝屋川市出身の牛丸ありさ(Vo・G)とごっ…
《もしこの世が 窮屈だと思い込んでいたら/閉じ籠もらないで 外に向かったらいい/壁の上(Yeah)登れば何か見えてくる》と突き上げるオープニングナンバー…
街を歩いていると、道端に靴や手袋やピアスが落ちていることがよくある。色んな物が忘れられているなぁと思いながら、そのどれもが「片方だけ」なことに気付く…
“千%”のミュージックビデオ公開を発端に、ニューアルバム『KICK!』リリース、9月7日武道館「復活祭」、13年ぶりに繰り広げられる12月のツアーと、大きなト…
1987年のソロデビューシングル『悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)』から30周年という節目めがけて、昨年から桑田佳祐は意欲的なソロ活動を繰り広げ、いよいよ…
目下、ライブツアー「Continues」の最中である星野源が、『恋』以来約10ヶ月ぶりにリリースするシングル。表題曲はTVドラマ『過保護のカホコ』主題歌に起用さ…
たとえば、ある楽曲がどうしようもなく好きで仕方がなくて、楽譜を漁ったり耳コピに精を出したりして、いざその楽曲のプレイや構造を完全に把握した瞬間、「謎…
今頃は、すでに多くの人がこの大作と向き合い、歓喜の中でリピート再生しているだろうか。遂に届けられた3年ぶりのフルアルバム『TYCOON』。全18曲、CDの収録…
7月26日にリリースされた神様、僕は気づいてしまったの『神様、僕は気づいてしまった』。1stミニアルバムにして自身のバンド名が付けられたこの作品は、彼らの…
住野よる原作の映画『君の膵臓をたべたい』主題歌として書き下ろされた表題曲“himawari”の、「今この瞬間を懸命に生きること」そのものを慈しむ想いを雄大な…
ちょうど1年前、10-FEETの久々のオリジナル音源である『アンテナラスト』が出て、今年2月に『ヒトリセカイ×ヒトリズム』が出た。ニューシングルが届けられる…
いきなり規格外のアルバムだ。 “サイレントマジョリティー”、“世界には愛しかない”、“二人セゾン”、“不協和音”といったシングル表題曲とそのカップリ…
7月12日にリリースされたニューシングル『DECIDED』については、ROCKIN’ ON JAPAN誌面から転載されたディスクレビュー記事も既に公開されているので、このテ…
ポップミュージックの歴史を全身で呼吸して丸ごと抱き締めたような、豊潤で開放的で、そして意欲的な楽曲とバンドサウンド。 「誰もやっていない新しい表現」…
7月2日、日比谷野外大音楽堂のステージに立つSuchmosが放っていた、どこまでもピュアでありながらアグレッシブな全能感は、彼らのバンドとしてのアイデンティ…
SEKAI NO OWARIの楽曲のひとつひとつがどれもポップの極致であることは言うまでもないが、前作『Hey Ho』から約9ヶ月ぶりのシングルとなる今作の表題曲“RAIN…
2017年3月19日に行われた公演の模様を伝える、はじめてのライブ映像作品である。で、はじめてのワンマンがさいたまスーパーアリーナ。大規模ホールも武道館も…
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第2期オープニングテーマとしてオンエア中のシングル曲“ピースサイン”。バンドアレンジの躍動感に身を任せてポップの極致…
2006年にシングル『シンクロ』でメジャーデビューを果たし、今年5月には横浜スタジアムでデビュー10周年記念ワンマンを開催した秦 基博の、タイトルどおりのベ…
家でテレビを点ければ映画にドラマにバラエティにCM、外に出れば雑誌の表紙や街頭広告――わたしたちは今、菅田将暉の姿を見ない日はないんじゃないか?と真…
5月31日にシングル『CQCQ』をもって遂にメジャーデビューする、神様、僕は気づいてしまった。すでに発表されている“だから僕は不幸に縋っていました”は、ア…
今年2月21日、まさにメジャーデビュー20周年記念日当日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて開催されたワンマンライブ「20th Anniversary Live Show『MIX IT UP』…
目下、アリーナツアーの真っ只中であるmiwaのニューシングル。表題曲“シャイニー”は爽健美茶のCM曲に起用されている。カラフルに鳴り響くシンセサウンドと…
3月の初ワンマン@さいたまスーパーアリーナでリリース決定が報じられていたニューEP『Gotta Go!!』(ヨミ:ガラゴー)。すでに配信リリースされている先行曲…
「Human Bloom Tour 2017」ファイナル、武道館2日目の当日にリリースされるダブルタイトルのニューシングル。“サイハテアイニ”はすでに先行配信リリースさ…
7月からスタートする結成30周年記念ツアー「THIRTY30FIFTY50」を前にリリースされるBlu-ray/DVD作品『SPITZ JAMBOREE TOUR 2016 “醒 め な い”』。 昨年8…
デビュー20周年を迎えているゆずの3枚組(「イ」、「ロ」、「ハ」)ベストで、「イ…《いくつもの 日々を越えたよ 20年》」、「ロ…《路上から 思えば遠くへ …
音楽に乗せて希望を「歌う」アーティストは数多くいるが、自らの苦悩も葛藤もリアルに焼き込んだ楽曲を希望のメッセージとして「体現する」ことのできる人はご…
2016年4月にリリースされたセカンドアルバム『METAL RESISTANCE』によって、BABYMETALのメタルレジスタンス第4章は幕を開けた。ロンドン・ウェンブリーアリー…
昨年4月のデビューシングル『サイレントマジョリティー』、さらに『世界には愛しかない』『二人セゾン』と立て続けにリリースしたシングル3作品によって、欅…
胸突き上げる切なさも、日々を苛む焦燥感や劣等感も、すべてがキラキラと乱反射し合うような、ロックとポップの理想そのもののような音の風景。 『サーフ ブ…
エピック在籍時代の楽曲を収録した『エレファントカシマシ ベスト』(1997年)。青春をテーマとして選曲された『sweet memory〜エレカシ青春セレクション〜』…
《あがいてたら 振り出しに戻ってた》……2002年のソロデビューから15年、8thアルバム『まばたき』の1曲目“暴れたがっている”の冒頭のフレーズが、今作のY…
オールタイムベスト『The Last』から、企画盤『TOKYO SKA Plays Disney』、『TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA~Seleção Brasileira~』、またコラボシングル…
人間のいびつさも愚かさも猥雑さも渾然一体となって渦巻くロックンロールという表現を、どこまで高純度な衝動の炸裂として研ぎ澄ませることができるか。 クラ…
今作の表題曲“あなたが待ってる”に関する「歌詞は菅波栄純と宇多田ヒカルの共作」、「編曲とプロデュースはTHE BACK HORNと宇多田ヒカルの共同名義」、さら…
“夜空。feat ハジ→”以降のシングル収録曲が5曲入っていて、映画『君と100回目の恋』関連曲が2曲収められている。それだけでもトピックは充分に思えてしま…
鮮烈なリズムトラックが醸し出すクール&ハイパーな質感と、都市の喧騒の中で輝きに手を伸ばそうとする想いや葛藤が交錯するイントロダクション。 パワフルに…
初回限定盤には「オリオン盤」と「ライオン盤」の2種のジャケットアートワークが用意されており、いずれも米津玄師による作品。「オリオン盤」も極めて美しい…
2017年3月8日(水)の初日本武道館ワンマンを目前に控え、文字通り「満を持して」というタイミングでリリースされる、水曜日のカンパネラのメジャー1stアルバ…
『ROCKIN'ON JAPAN』2017年2月号のTHE ORAL CIGARETTES全員インタビューの中で、山中拓也(Vo・G)はニューアルバムのタイトル『UNOFFICIAL』について「まず…
片や、「JR東日本 2016-2017 JR SKISKI」CMでも大量オンエア中の、透明感とセンチメントあふれるミドルナンバー“SNOW SOUND”。そして、映画『きょうのキラ…
先頃、ジャミロクワイの来日公演ニュース(こちら→)が報じられて(新作のワールドツアーは日本から始まる)、RO69洋楽「人気記事」のトップになった。人気…
2016年3月に全国劇場にて期間限定上映されたRADWIMPSのドキュメンタリー映画『RADWIMPSのHESONOO』、いよいよBlu-ray/DVD化である。 初の海外ツアーとなっ…
すでにNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』の主題歌として日本全国の朝を彩っている“ヒカリノアトリエ”だが、《さぁ/空に架かる虹を今日も信じ/歩き続けよ…
先週からこのRO69+ブログに掲載されてきた全アルバムレビューをご覧になっていた方はもちろん、今までONE OK ROCKの音楽に触れてきた方であれば誰もが、ONE O…
そういえば、back number・清水依与吏の失恋ソングを「女々しい」と表現する声をめっきり聞かなくなった。まるっきりゼロではないかもしれないが、デビュー当…
アルバム『Butterflies』のリリースと結成20周年記念Special Live「20」、バンド史上初のスタジアムツアー「BFLY」開催――という、BUMP OF CHICKENにとって…
《トキメキをもっとちょうだい 飽きるほどもっとちょうだい/まだまだ行けるさ 明日をもっと信じたいんだ》 (“SUPER!!”/作詞:山内総一郎) 《全身全…
2016年10月5日に16年振りのリリースとなるシングル『ANOTHER STARTING LINE』が、一切の事前告知なしでCDショップに並ぶという、衝撃と歓喜の事件から2ヶ月。…
昔、何かの本で読んだのか、自分が突然そう感じたのか覚えていないが、人間には3つの性別があると思った。 「男」と「女」と「好きな人」。好きな人、という…
なんて風通しの良いアルバムなのだろう。ひとつの成果を手にすることに、焦りも躊躇いも感じられない。たとえるならば、芽吹いた命が花を咲かせるまでに、差…
「『5150』(フィフティーワンフィフティー)という別の読み方で、ある意味を持った言葉があります。そこからこのタイトルは引っ張ってきているので是非興味…
快楽、怒り、多幸感、抵抗、苛立ちなどポップミュージックが生まれる動機は数多あるが、back numberが――というか清水依与吏がラブソングを生み出す主要な原…
「ロックはここまで自由になれる!」という感覚は、それこそメジャー1stアルバムとなった前作『ALXD』にも、その前の『Me No Do Karate.』にもあった。そして…
ヤバイTシャツ屋さん 『We love Tank-top』 2016年11月2日(水)発売 今年8月、大阪ワンマンのステージ上で発表されたという、ヤバイTシャツ屋さんメジャー…
キュウソネコカミ 『わかってんだよ』 2016年10月26日(水)発売 《ボロボロになってやっとわかったよ/あぁ僕はただ生きているだけだった 主人公気取りの脇…
MONOEYES 『Get Up E.P.』 2016年10月26日(水)発売 《But without your smile / Can’t make it out loud tonight / Without the moon / The sun won’t r…
THE YELLOW MONKEY 『砂の塔』 2016年10月19日(水)発売 僕自身、再集結ツアーやフェスでの雄姿にどうしようもなく胸熱くしていたひとりとして、THE YELLOW…
サカナクション 『多分、風。』 2016年10月19日(水)発売 『新宝島』以来1年ぶりのシングルで、表題曲は資生堂『アネッサ』CM曲にも起用。“新宝島”はバン…
amazarashi 『虚無病』 2016年10月12日発売 今年2月にリリースされた3rdフルアルバム『世界収束二一一六』で、「このまま進めば100年後に終わりを迎える僕ら…
illion 『P.Y.L』 2016年10月12日発売 他アーティストへの楽曲提供や、RADWIMPSとして深く関わった映画『君の名は。』のサントラ、そしてバンドの来たるニュ…
SEKAI NO OWARI 『Hey Ho』 2016年10月5日発売 少し話は遡るが、サポートプレイヤーとしてストリングスチームのみならずドラム&ベースの生のリズムをも擁し…
星野源 『恋』 10月5日発売 なんて優しく力強く、そして底知れない抱擁力を感じさせる4曲なのだろう。2016年10月11日(火)からスタートするTBS系ドラマ『逃…
米津玄師 『LOSER/ナンバーナイン』 発売中 『アンビリーバーズ』以来約1年ぶりのシングルで、ダブルタイトルの表題曲2曲プラス“amen”の計3曲を収録。11…
宇多田ヒカル 『Fantôme』 2016年9月28日発売 オリジナルアルバムとしては『HEART STATION』以来、実に8年半ぶり。「人間活動」に伴う音楽活動の休止も6年…
aiko 『恋をしたのは』 2016年9月21日発売 aikoの36枚目となるシングル『恋をしたのは』。 この曲はアニメーション映画『聲の形』の主題歌として書き下ろさ…
04 Limited Sazabys 『eureka』 2016年9月14日発売 8月28日の21:00過ぎ、04 Limited SazabysのGEN(Bass/Vocal)は、実に1 年と8ヶ月ぶりに公式ブログ上で新…
FLOWER FLOWER 『宝物』 2016年9月7日発売 《君が死ぬ時は僕の息も止めてよ》という、生命の手触りを言葉でなぞるような切迫したフレーズで幕を開ける詞世界…
クリープハイプ 『世界観』 9月7日発売 《こうやってエイトビートに乗ってしまう/ありきたりな感情が恥ずかしいんだよ》と歌われる“手”に始まって、《だ…
MIYAVI 『Fire Bird』 2016年8月31日(水)発売 前作『The Others』の制作に先立って、生活と音楽の拠点をアメリカへと移し、「アメリカはじめ海外でも通じ…
[Alexandros] 『Swan』 発売中 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016出演時に、ニューアルバムのタイトル『EXIST!』と発売日(2016年11月9日)を発表した[Alexandros…
RADWIMPS 『君の名は。』 2016年8月24日(水)発売 RADWIMPSのニューアルバム『君の名は。』はご存知の通り、新海誠監督の同名映画のサウンドトラックでもあ…
WHITE ASH 『Quest』 2016年8月17日(水)発売 これはすごい。WHITE ASHという音楽は、常に不穏でミステリアスなエッジ感と、多彩なテクスチャーを融通無碍…
ユニコーン 『ゅ 13-14』 2016年8月10日(水)発売 頭5曲すべてボーカルをとっているメンバーが違う、というのが宣伝文句のひとつになっている、ユニコーン…
エレファントカシマシの48枚目のシングルがリリースされた。“夢を追う旅人”、そしてカップリングの“i am hungry”ともに、昨年リリースしたアルバム『RAIN…
WANIMA 『JUICE UP!!』 2016年8月1日(水)発売 2016年8月3日(水)にリリースされるWANIMAの最新シングルで、タイトルは「燃料補給をする」とか「活気づく…
スピッツ 『醒めない』 2016年7月27日(水)発売 前作『小さな生き物』から約3年ぶりの15thアルバム『醒めない』。シングル『みなと』から、アルバムへの期…
10-FEET 『アンテナラスト』 2016年7月20日(水)発売 《言葉足らずでなければ僕ら 届かないことを知らないから/身を寄せ合うほどに僕らは また傷つけ合…
BUMP OF CHICKEN 『BUMP OF CHICKEN 結成20周年記念Special Live「20」』 2016年7月13日(水)発売 BUMP OF CHICKEN初のスタジアムツアー「BUMP OF CHICKEN…
the HIATUS 『Hands Of Gravity』 2016年7月6日(水)発売 ロックへの信頼と、リスナーへの信頼がなければ成立しないアルバムだ。前作『Keeper Of The Flame…
MY FIRST STORY 『ANTITHESE』 2016年6月29日(水)発売 “不可逆リプレイス”“ALONE”という2大シングル曲に加え、トレーラー映像内で「NEW SONG」として…
レキシ 『Vキシ』 2016年6月22日(水)発売 『レキシ』から『レキツ』『レキミ』、そして『レシキ』と、毎度アルバムタイトルで遊んできたレキシ。さすがに…
Mrs. GREEN APPLE 『サママ・フェスティバル!』 2016年6月15日(水)発売 『TWELVE』のツアー以降もライブ/イベント出演をガンガンこなし、期待通りかそれ…
OLDCODEX 『Fixed Engine』 2016年6月8日(水)発売 ラウドロックの激情とエレクトロニックなダンスミュージックとしての機能を併せ持つOLDCODEX。2016年6月…
04 Limited Sazabys 『AIM』 2016年6月1日(水)発売 それこそ「メロコア」「メロディックパンク」「エモ」とか「メジャー」「インディーズ」とか、そういっ…
back number 『僕の名前を』 2016年5月25日(水)発売 清水依与吏が書くラブソングが他と一線を画しているのは、対象がしっかり実体を伴って浮かび上がって…
aiko 『May Dream』 2016年5月18日(水)発売 この間、テレビの音楽番組にaikoが出演した際、さかいゆうがaikoの魅力を語るという場面があった。aikoが歌う…
My Hair is Bad 『時代をあつめて』 2016年5月11日(水)発売 誠実であろうとするほど、コミュニケーションは歪になる。ロックのささくれだった爆音は、どう…
スピッツ 『みなと』 2016年4月27日(水)発売 待望のスピッツの新作が届いた。ダウンロード・シングルは一昨年、昨年とリリースがあったものの、パッケージ…
[Alexandros] 『NEW WALL / I want u to love me』 2016年4月20日(水)発売 いよいよだ。2万3千人を動員した昨年12月の幕張メッセ公演で、「実はまだタイト…
KEYTALK 『HELLO WONDERLAND』 2016年4月13日(水)発売 武道館ライヴ映像作品に続く、3ヶ月連続リリースの第2弾にして、『スターリングスター』以来とな…
Perfume 『COSMIC EXPLORER』 2016年4月6日(水)発売 プロローグ的なインスト“Navigate”から、中田ヤスタカが今作で最後に書いた曲だという“Cosmic E…
BABYMETAL 『METAL RESISTANCE』 2016年4月1日(金)発売 今にして思えば、“Road of Resistance”“KARATE”“あわだまフィーバー”“ヤバッ!”“THE …
クリープハイプ 『破花』 2016年3月23日(水) 年明けから行われていたツアー「わすれもの~つま先はその先へ~2016」と、その延長戦ツアー「たぶんちょう…
Mr.Children 『Mr.Children Stadium Tour 2015 未完』 2016年3月16日(水)発売 2015年のMr.Childrenは本当にすごかった。自分たちの持てる表現のすべて…
MONOEYES 『Cold Reaction Tour 2015 at Studio Coast』 2016年3月9日(水)発売 「みんなはあのドアを出て、また明日から日常生活に戻る。で、なんか見落…
KEYTALK 『KEYTALKの武道館で舞踏会 ~shall we dance?~』 2016年3月2日(水)発売 開演前から火柱の特効がんがん噴き上がるわ、小野武正/首藤義勝/…
amazarashi 『世界収束二一一六』 2016年2月24日(水)発売 満員電車の中では、揺れて揉まれる人の動きに逆らわず、力を抜いて立っていると割と楽だ。そ…
KANA-BOON 『Origin』 2016年2月17日(水)発売 眩しいくらいの高揚感に満ちたアンサンブルとともに《雑多な街の流れから抜け出したいから/ここへ来たん…
BUMP OF CHICKEN 『Butterflies』 2016年2月10日(水)発売 煌びやかで華やかなシンセが踊るリードトラック“Butterfly”で歌われているのは、生きてい…
indigo la End 『心雨』 2016年2月3日(水)発売 特にドラマー・佐藤栄太郎を加え現編成になって以降のindigo la Endのシングル『悲しくなる前に』『雫に恋…
氣志團 『不良品』 2016年1月27日(水)発売 ヤンキーと掛けたタイトルからも想像できるように、約3年9ヶ月ぶりとなるオリジナルアルバムのテーマは氣志…
KANA-BOON 『ランアンドラン』 2016年1月20日(水)発売 KANA-BOONのメジャー2ndアルバム『TIME』が何より感動的だったのは、激動の2014年の苦悩と葛藤を経…
ゲスの極み乙女。 『両成敗』 2016年1月13日(水)発売 どこまでもフレッシュな驚きと感激に満ちたサウンド面での「刹那的なきらめき」をあふれんばかりに…
V.A 『JUST LIKE HONEY ~「ハチミツ」20th Anniversary Tribute~』 2015年12月23日(水)発売 1995年に発売された、スピッツの6枚目にして、初のオリコ…
降谷建志 『Prom Night』 2015年12月16日(水)発売 1997年のDragon Ashのメジャーデビューから、降谷建志のソロデビュー作品リリースまで実に18年。だが…
back number 『シャンデリア』 2015年12月9日(水)発売 『シャンデリア』は“SISTER”で始まり、“手紙”で終わる。ちょっと乱暴だが、ある意味、そこに…
星野 源 『YELLOW DANCER』 2015年12月2日(水)発売 めでたく紅白歌合戦初出場も決まったところで(ニュース記事はこちら→)、いよいよリリースされる星…
RADWIMPS 『記号として / ‘I’ Novel』 2015年11月25日(水)発売 メジャーデビュー10周年という初のアニバーサリーを迎えたRADWIMPS。そのタイミングで…
エレファントカシマシ 『RAINBOW』 2015年11月18日(水)発売 エレファントカシマシは、これまで幾度もの転機を経ながら、その度に作品に表れる変化が驚き…
水曜日のカンパネラ 『ジパング』 2015年11月11日(水)発売 すでに各方面で話題沸騰中の水曜日のカンパネラ。主演(ヴォーカル)のコムアイ、楽曲制作を…
WANIMA 『Are You Coming?』 2015年11月4日発売 あのピザ・オブ・デスが初めてマネジメントを手がけるバンドとして、また既に全国各地で大量のキッズを熱…
Perfume 『STAR TRAIN』 2015年10月28日(水)発売 結成15周年&メジャーデビュー10周年のアニバーサリーイヤーに突入しているPerfume。10月31日に公開さ…
キュウソネコカミ 『人生はまだまだ続く』 2015年10月21日発売 昨年ミニアルバム『チェンジ ザ ワールド』でメジャーデビューを果たして以降、彼らはコン…
10月13日の名古屋、10月16日・17日のさいたまスーパーアリーナと、いよいよゼブラヘッドとのオオカミ×シマウマによるスプリットツアー「Out of Control JAPA…
米津玄師 『Bremen』 2015年10月7日 アルバム1曲目“アンビリーバーズ”のビートの躍動感とパワー。 これまでの米津玄師のサウンドからは想像もできないほ…
サカナクション 『新宝島』 2015年9月30日 “新宝島”のミュージックビデオはこちら。 結局、音楽なのだ――サカナクションの久しぶりの新曲は、そう訴え…
SEKAI NO OWARI 『SOS / プレゼント』 2015年9月25日 “SOS”ミュージックビデオ “ANTI-HERO”をトライアルというなら、“SOS”は超トライアル、“ANTI-…
Crossfaith 『XENO』 2015年9月16日発売 ロックはここまでドラマチックに響くことができる――ということを全身全霊傾けて証明するような、爆発力と荘厳さ…
この「クアトロA-Sideシングル」の4曲をライヴで初披露したのは、6月に大阪・Zepp Nambaで行われた「カオスの百年 vol.11」だったが(ライヴレポートはこちら…
Ken Yokoyama 『Sentimental Trash』 2015年9月2日発売 東日本大震災を経て「横山健」を背負って作られた『Best Wishes』から約3年。待望のニューアルバム…
UVERworld 『I LOVE THE WORLD』 2015年8月26日(水)発売 UVERworldが掲げているメッセージは、究極的には「人生には永遠にゴールも勝利もない。それでも…
ハナレグミ 『What are you looking for』 2015年8月19日(水)発売 多数のアーティストが作詞や作曲や共作で参加した、4年ぶりのオリジナルアルバム。全1…
BRAHMAN 『尽未来際』 2015年8月12日(水)発売 おそらく誰よりもスリリングに、90年代末のロックシーンにおいてノーフューチャーなパンク爆走感を体現し…
androp 『androp』 8月5日 (水) 発売 正確さを美学とするような緻密に積み上げられたサウンドで、「未来」「希望」「光」「夢」といった、「目には見えな…
MONOEYES 『A Mirage In The Sun』 7月29日 (水) 発売 すでに『My Instant Song E.P.』の音に触れている人はリアルに感じていると思うが、MONOEYESが鳴ら…
UNISON SQUARE GARDEN 『DUGOUT ACCIDENT』 2015年7月22日発売 突然だが、田淵智也(B)の書く歌詞は、さまざまなシチュエーションや登場人物やストーリー…
ストレイテナー 『NO ~命の跡に咲いた花~』 2015年7月15日発売 響く。そして震える。ストレイテナーの新曲“NO ~命の跡に咲いた花~”は、2015年の夏に…
Mrs. GREEN APPLE 『Variety』 2015年7月8日発売 18歳のフロントマン・大森元貴(Vo・G)率いる5人組バンド、Mrs. GREEN APPLEによる、メジャーデビューミ…
TOTALFAT 『COME TOGETHER, SING WITH US』 2015年7月1日発売 インディーズへ移り放つ3年ぶりのフルアルバム。勝負の7枚目だ。 というわけで、景気よく断…
MONOEYES 『My Instant Song E.P.』 2015年6月24日発売 細美武士(the HIATUS/ELLEGARDEN/the LOW-ATUS) 戸高賢史(ART-SCHOOL/Ropes/Crypt City) S…
[Alexandros] 『ALXD』 2015年6月17日発売 徹頭徹尾、むちゃくちゃカッコいいロック。 巨大なロマンチシズムが溢れ、唯我独尊のパワーに溢れ、「今、ナン…
RADWIMPS 『ピクニック』 2015年6月10日発売 RADWIMPS、1年8ヶ月ぶりのシングルはヴォーカル&ギター野田洋次郎が主演を務める映画『トイレのピエタ』の主…
Mr.Children 『REFLECTION』 2015年6月4日発売 Mr.Childrenの最高傑作である。 デビュー以来23年間、他の追随を許さないトップランナーであるミスチルの作…
ASIAN KUNG-FU GENERATION 『Wonder Future』 2015年5月27日発売 アジカンは発明家である。 四つ打ちってみんな普通に言うでしょう。もしくは、ロックを市…
KEYTALK 『HOT!』 2015年5月20日発売 なぜKEYTALKはこの生き馬の目を抜く新世代バンドたちとのサバイバルの馬群を割り、頭ひとつもふたつも抜きん出ること…
チャットモンチー 『共鳴』 2015年5月13日発売 圧倒的な瑞々しさと才能を兼ね備えたガールズスリーピースバンドとして登場し、あっという間にシーンの最前…
宇宙まお 『夢みる二人 / おいしいごはん』 2015年5月6日発売 昨年は初のフルアルバム『ロックンロール・ファンタジー』を発表し、ワンマンライヴやフラン…
パスピエ 『トキノワ』 2015年4月29日発売 パスピエはすべてを「必然」に変えてしまうバンドだ。彼らを見ていると、ありとあらゆるチャンスや結果が、まる…
BUMP OF CHICKEN 『Hello,world! / コロニー』 2015年4月22日発売 なにしろ今やみんなが音楽評論家の時代ですからね。 聴いた曲の感想をブログやツイッタ…
UVERworld 『UVERworld LIVE at KYOCERA DOME OSAKA』 2015年4月15日発売 昨年7月5日に行われた京セラドーム大阪公演を収めた映像作品。 あらためて観直…
miwa 『ONENESS』 2015年4月8日発売 「miwaはもともとまっすぐな歌を歌えたわけではない。あのまっすぐな歌は、miwaがmiwaであろうとすることで生まれてく…
サザンオールスターズ 『葡萄』 2015年3月31日発売 今週ついに店頭に並ぶサザンオールスターズ、実に10年ぶりのオリジナルアルバム『葡萄』。 JAPANの表紙…
女王蜂 『奇麗』 2015年3月25日発売 JAPANの誌面でも何度も書いてきたが、名作と呼ぶにふさわしいアルバムである。 また、『奇麗』というタイトルの通りの…
吉井和哉 『STARLIGHT』 2015年3月18日発売 最高傑作だ。 全10曲、その1曲1曲がシングル級の存在感があり、恐ろしくクオリティーが高く、それでいてシンプ…
Perfume 『Perfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」』 2015年3月10日発売 演出はPerfumeのライヴに既に欠かせない真鍋大度、美術監督にスタジオジブリ作品…
SHISHAMO 『SHISHAMO 2』 2015年3月4日発売 音楽を聴いて、「自由」を感じるのはどんなときですか? 「私は自由なのよ」と歌った歌を聴いたときでしょうか…
BIGMAMA 『The Vanishing Bride』 2015年2月25日発売 金井、本当によかったね、このアルバムは本当に最高だね、と声をかけたくなる本当に素晴らしいアルバ…
eastern youth 『ボトムオブザワールド』 2015年2月18日発売 『ボトムオブザワールド』。なんて「らしい」タイトルだろう。 街の風にさらされながら、這いつ…
ONE OK ROCK 『35xxxv』 2015年2月11日発売 日本のロックは大丈夫だ、と思わせてくれる。 このアルバムがNo.1になれば日本のロックはぜんぜん大丈夫だ、 と…
BUMP OF CHICKEN 『BUMP OF CHICKEN「WILLPOLIS 2014」』 2015年2月4日発売 ライブDVDではなくて、ライブはもちろんインタビューやオフショット、 会場周…
吉井和哉 『クリア』 2015年1月28日発売 THE YELLOW MONKEY時代の古巣であるTRIADに復帰してリリースされる、移籍第1弾シングル。 というこのシングルの…
KANA-BOON 『TIME』 2015年1月21日発売 今発売中のJAPANの別冊付録「KANA-BOOK」でも書いたことなのだが、KANA-BOONを聴いたり観たりしているとき、僕はも…
SEKAI NO OWARI 『Tree』 2015年1月14日発売 なにしろ5曲のシングル曲「RPG」、「Death Disco」、「スノーマジックファンタジー」、「炎と森のカーニバル…
NICO Touches the Walls 『ニコ タッチズ ザ ウォールズ ノ ニホン ブドウカン』 2015年1月7日発売 NICO Touches the Wallsの武道館公演を収めた映像作品…
andymori 『andymori ラストライブ 2014.10.15 日本武道館』 2014年12月24日発売 まず突然の解散発表があった。その後、ラストツアーが発表された。 そし…
ドレスコーズ 『1』 2014年12月10日発売 このアルバムに入っている“スーパー、スーパーサッド”のPVで、 志磨が朝遅く起きてスエットのままふらふら公園…
DIR EN GREY 『ARCHE』 2014年12月10日発売 日本が世界に誇ると言ってもいいレベルの大傑作だということをまず言っておく。 そして、DIR EN GREYのディス…
クリープハイプ 『一つになれないなら、せめて二つだけでいよう』 12月3日発売 「やっぱりクリープハイプはいいバンド」とかではなくて、 「クリープハイ…
FLOWER FLOWER 『実』 11月26日発売 このアルバムがどのように制作されたのかは詳しくは知られていない。 僕も知らない。 YUIとしての活動を休止したのち…
luki 『東京物語』 11月19日発売 1曲目の“東京”を聴いた瞬間に驚いてしまった。 EDMを取り入れたサウンドが斬新だったからではない。むしろ、lukiのも…
ONE OK ROCK 『FOOL COOL ROCK! ONE OK ROCK DOCUMENTARY FILM』 11月12日発売 ヨーロッパ、アジアをツアーして回ったドキュメンタリー映画のDVD/Blu-ray…
椎名林檎 『日出処』 11月5日発売 椎名林檎、ソロ5年半ぶりの新作アルバムは、まずタイトルとジャケット写真にびびった。 この物騒なご時世に、あえて言い…
ゲスの極み乙女。 『魅力がすごいよ』 10月29日発売 楽しくなるのは楽しい音楽、とは限らないよね。 そうじゃない場合は数多くある。 悲しくなるのは悲し…
ストレイテナー 『Behind The Scene』 10月22日発売 ようこそ宇宙の真ん中へ 嘘じゃない 案ずるなかれ ここらで さあ愛を叫ぼうぜ 歌え! (“Super Mag…
SEKAI NO OWARI 『Dragon Night』 10月15日発売 台風のせいでSEKAI NO OWARIの富士急ハイランド?でのイベント「TOKYO FANTASY」の3日目が中止になって、…
空想委員会 『純愛、故に性悪説』 10月8日発売 空想委員会は今のシーンを席巻する若手バンドのなかでも特別な人気者である。 世代的に新世代ど真ん中のKAN…
tofubeats 『First Album』 10月2日発売 新井ひとみ(東京女子流)、の子、藤井隆、PES、BONNIE PINK、森高千里などをフィーチャリングした歌もの、tofube…
赤い公園 『猛烈リトミック』 9月24日発売 新世代バンドたちの勢いが止まらない。 だが、勢いはともかくとして彼らの音楽的な「成果」は? と考えること…
くるり 『THE PIER』 9月17日発売 90年代後半から音楽シーンに新たな領域を切り開いてきたくるりが、 ディケード(10年間)をまたいでさらに2010年代にお…
きのこ帝国 『東京』 まだきのこ帝国が始まったばかりの頃に新宿の小さなライブハウスで観た彼らは、植物に例えるとシダのようだった。 シダ植物は非種子…
さよなら、また今度ね 『夕方ヘアースタイル』 〈踏切に注文しました〉と歌っていたさよなら、また今度ね(以下、さよ今)が、 〈恋をするとお腹がポカポ…
syrup16g 『Hurt』 崖っぷちを危うい足取りで歩いていた。 いや歩いているのかすらこちらからは見えない。 歩くのをやめてうずくまっているのかもしれない…
FLiP 『MADONNA』 7月30日に配信になったFLiPのシングル「MADONNA」は、僕は画期的な曲だと思う。 とてもカラフルでしなやかでロックの芯があってポップ…
Fear,and Loathing in Las Vegas 『PHASE 2』 戦闘準備完了!と告げているのと同時にもうすでに戦闘の真っ只中にいるような、 これまでのすべてを統合した…
Nothing's Carved In Stone 『Strangers In Heaven』 Nothing’s Carved In Stone(以下、NCIS)は、デビューしてから5年間に今作を含めて6枚のアルバムを…
ONE OK ROCK 『Mighty Long Fall / Decision』 いわゆる「日本の音楽シーン」にいる他のバンドとはまったく違う地図を見ながら歩いている/歩き始めたとい…
クリープハイプ 『エロ/二十九、三十』 勢いよく上昇気流に乗ったグライダーがやがて気持ちいい水平飛行になって、 そこからさらにもう一つ上の気流に乗…
Czecho No Republic 『MANTLE』 世の中にあるいろんなモノの中でバンドやアーティストが好きなのはみんな誠実だから。 テレビで見るものも街で見かけるも…
white white sisters 『SOMETHING WONDROUS』 先鋭的で、曲のバリエーションも豊か、完成度も高く、ポップでもある。 ホワイト・ホワイト・シスターズ、結…
UVERworld 『Ø CHOIR』 今週の1枚ではなくて、今年の1枚。 と言い切ってしまいたくなる自分がいるが、 まだ7月なのでそれはさすがにだめでしょうと制す…
モーモールルギャバン 『モーモールル・℃・ギャバーノ』 曲を作ってライブやってまた曲を作って、というサイクルをこれ以上続けるのはきつい、 一度ちゃ…
キュウソネコカミ 『チェンジ ザ ワールド』 今週の同じ日に発売のパスピエの『幕の内ISM』とどっちを書こうかぶっちゃけ迷ったんだけど、 キュウソの方に…
椎名林檎 『NIPPON』 椎名林檎の曲にはいつも絶妙な押し引きと駆け引きがある。 その駆け引きを味わうことが椎名林檎の歌を聴くときの至高の快楽であると…
星野 源 『Crazy Crazy/桜の森』 誤解を恐れずに言うなら、この曲は歌詞がすべてである。 この歌詞がこの曲のすべてであり、この曲のすべてがこの歌詞で…
the telephones 『SUPER HIGH TENSION』 今の新世代の勢いは確かに凄いが、テレフォンズ世代のバンドのそれぞれの頑張り方を見逃してはならない。 andymori…
rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)では、連載・シリーズ【今週の一枚 邦楽】をお届けしています。